ラトビア国会選挙、親ロシア派が第一党に 独立後初 [国際]

旧ソ連・バルト3国の一つラトビアで、国会(定数100、一院制)の解散を受けた総選挙が17日に実施され、18日までに開票がほぼ終了した。ロシア系住民が支持する政党「調和センター」が第1党になることが確実だ。親ロシア政党が第1党になるのは、1991年に同国がソ連から独立して以来、初めて。

 汚職疑惑のある議員への捜査が国会で阻止されたことから、ザトレルス大統領(当時)が国会解散の是非を問う国民投票の実施を決定。7月の国民投票では賛成が多数を占め、国会が解散された。

 中央選管によると、18日昼の集計で調和センターは28.54%を得票し、現有議席から3議席増の32議席を占める見込み。だが、第2党のザトレルス前大統領の新党と、第3党になる改選前の与党が民族主義的な路線で一致しており、すでに連立交渉を開始。両党の合計議席は40議席を上回るため、調和センターが政権を取れるかは微妙だ。(モスクワ=関根和弘)


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